2018/09/28
Vol.02
皆様、こんにちは。
MiNT日本総代理店のブログ担当小皿(こざら)です。
最近日が短くなって涼しくなって気づいたらもうすっかり秋ですね。
さて、前回(初回)はMiNTと「RF70」について簡単にお話しましたが、今回は「RF70」の特徴についていくつかご紹介させて頂きます。
✔ クラシカルな蛇腹(ジャバラ)式デザイン。
「RF70」はワイドサイズ(108 × 86mm)のインスタントフィルム対応のインスタントカメラです。
ワイドサイズのインスタントフィルムに対応させるためにはカメラ本体のサイズを元々大きくしないといけなかったのですが、それでもなるべくコンパクトで持ち運びやすいサイズにこだわりがあったので、従来のスプリングカメラ(蛇腹カメラ)の構造からヒントを得て最終的にレンズ部をカメラの内部に折り畳んで収納できるクラシカルなデザインが採用されました。
また、電源ボタンの代わりに蛇腹の部分は電源となっています。折り畳むと「電源オフ」で、レンズ部を広げると「電源オン」となります。感覚的に使えて非常に便利だと思います。
✔ まさかの巻き上げレバー?!
昔のフィルムカメラを使ったことがある方がわかると思いますが、シャッターを切った後に必ず「巻き上げレバー」を回さないと、次の写真が撮れません。個人的にフィルムカメラの「巻き上げレバー」を回すあの瞬間がすごく好きで、回す時の音…レバーにかかる若干の圧力…そして親指の動き、なんでしょうね。クセになりますよね。写真を撮った後、一旦気持ちの切り替えができるような“魔法のスイッチ”みたいです。「RF70」にも“魔法のスイッチ”があります!
「RF70」はシャッターを切った後に「巻き上げレバー」を回さないとカメラの中に入っているインスタントフィルムが排出されないです!まるで昔のフィルムカメラの使い方じゃん!しかも、シャッターボタンと一体化されて昔のフィルムカメラを彷彿とさせるレトロなデザインとなっています。シャッターボタンにある穴はシャッターレリーズケーブル用の穴です。(シャッターレリーズケーブルは付属しません。)
また、シャッターがフィルム排出機能と連動してない設計ですので、一回シャッターを切ってフィルムを排出することもできるし、一回シャッターを切ってもう一回シャッターを切ってからフィルムを出すこともできます。シャッターを切る回数の制限がない!そうなんです!つまり、自由に「多重露光」ができます。耐久性を高めるため、金属製シャッターボタンとレバーを採用しました。
このデジタルが溢れる時代にあえてアナログな手法でアプローチすることにセンスを感じますね。
✔ 電源
「RF70」は単3電池2本で使用できます。撮影状況や使い方にもよりますが、フラッシュONの場合は合計約200枚で、フラッシュOFFの場合は合計約500枚が撮れます。あくまでも目安です。
ちなみに「InstantFlex TL70」には3本の単3電池が必要で、他社製ワイドサイズのインスタントカメラは4本が必要です。に比べて「RF70」はたった2本の単3電池で動かせます!電池1本減らすと大分軽くなりますからね。(カメラ本体に単3電池2本付属。)
✔ ボケ味のある写真が撮れる!
「RF70」にはf/5.6、f/6.7、f/8、f/11、f/16、f/22計6段階の絞り値の調整ができます。
一眼レフみたいに背景をぼかしたボケ味のある写真が撮れます。これだけ絞り値が付いているインスタントカメラは恐らく「RF70」だけだと思います。最大絞り値f/5.6についてですが、取り扱い説明書によると135mmフォーマットのf/2.4とほぼ同等らしいです。まだf/5.6が試せてないですけど、スペック的にポートレート撮影にも使えそう!
サンプル写真
現在まだ試し撮りしているところで、でき次第また更新します!
※インスタントフィルムをデータ化する良い方法があれば教えて下さい。
下記は海外の一部モニターユーザー達による「RF70」の写真です。
※カメラ本体は正式発売のバージョンではないです。
(photo: @noelmacphoto )
(photo: @anatomyfilms )
(photo: @wg._.308 )
(photo: @damianwithsandra )
進捗について
製品の最終調整を行っており、情報更新でき次第お知ら致します。
発売に関する情報はこちらのブログで優先的に告知させて頂きます。発売まで今しばらくお待ちくださいませ。
以上、今回の内容でした。前回の内容はこちらです。まだご覧になられてない方は是非チェックしてみて下さい!
最後までご覧頂き有難うございました。
小皿(IG: @kozara.blog)/ブログ管理人
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