MiNT | Polaroid SX-70 and Impossible film

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岡田友貴

YUKI OKADA

岡田 友貴(プロフォトグラファー)

日本写真芸術専門学校一部写真科スポーツフォトゼミ卒業後、
サラブレッドの魅力に惹かれ、JRA、NARのカメラマンを務める一方で、
様々なスポーツカメラマンとしてのキャリアを重ねている。

はじめにこのカメラ(TL70)は、かつての二眼レフカメラのデザインを随所に再現させながら、簡単な操作で操ることのできる全く新しいタイプのインスタントカメラである。

操作については昔の二眼レフカメラを嗜んだ人であれば限りなく近い操作感に驚きを覚えるはずだ。

ファインダーが見やすいため、そのままでもピントを合わせられるが、内蔵ルーペを使用するとより正確にピント合わせを行うことが出来る。

レンズ下部にある絞りダイヤルはF5.6(開放)~F22までの間で操作でき、日中はF16~22辺りが使い勝手が良い。
薄暗いカフェの中でも、フィルム感度が800と高いためしっかりと写すことができる。

さらに、このカメラにはもう一つの絞りモードがあり、それがbokeh(☆モード)である。
このbokehモードは光源のカタチを☆や♡​に変えてくれるモードになりとてもユニークだ。
イルミネーションの撮影などの際には写真により幻想的な花を添えてくれるので、ついつい試したくなる魅力的なモードだ。

左手側上部にある撮影モードはAモードとBモードが選択でき、Aモードはいわゆるオート撮影で、普段の撮影をする上では非常に便利だ。
Bモードは長時間露光のモード。シャッターボタンを押している間、最大10秒までの長時間露光をしてくれる。

Bモードをうまく使いこなせば、光の軌跡で文字を書いたり、流し撮りをすることだってできてしまうところがおもしろい。

左側下部にあるボタンはフィルムの巻き上げボタンになる。間違って押してしまうとなにも露光されずにフィルムが取り出されてしまうのだが、この機能をうまく使って多重露光をすることも出来る。
1度目の露光後にフィルムを取り出さずに2度目の露光をすると多重露出することができる。

多重露光は、明るさが明るくなりがちなので、露出補正ダイヤルでマイナスに補正してあげると丁度よい感じになる。
さらに絵を何枚も重なることで幻想的な世界を表現できるのでぜひ挑戦してもらいたい。

今回TL70での撮影を行って特に魅力を感じた点は、思ったよりわかりやすい操作性と創造心をくすぐる様々なモード(bokeh、長時間露光、多重露光)、それからなんといっても撮影メインの外出じゃなくてもつい一緒に連れ出したくなるこのレトロでおしゃれな外観である。

また、今後の期待としては、 内蔵フラッシュのバウンスやレンズフィルター(カラーフィルター、長時間露光時のNDフィルター)などのオプションパーツの発売をぜひ期待したいところだ。

レポートby岡田 友貴(プロカメラマン)

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